高い需要のある看護師は、高すぎる理想でなければ就職先を見つけることは難しくありません。
逆に求人の多さから自分に合った就職先を見つけるのに迷ってしまうほどです。
ここでは看護師の就職先の選び方について紹介します。
看護師の就職先とは
看護師はどのような場所で働けるのか見てみましょう。
看護師の職場といえば病院ですが、病院以外にも活躍の場はあります。
保健所や検診施設、血液センターなどです。高齢化の進む現代では介護での活躍の場が広がっています。
目標を設定する
100%希望通りの求人を見つけるのは至難の業です。
そのため、目標設定をします。「給料が25万円以上」「外科で働きたい」などどんな目標でも構いません。
労働条件の中から優先度をつけておくと、どのような病院で働きたいのか絞り込めてきます。
例えば、看護師の平均年収は480万円だそうです。給与だけを考えると次のような条件があります。
- 公務員として働ける
- 地方より都市部
- 基本給が高く手当てが充実している
- 経営が安定しているなど
このような病院の場合、働いている看護師の不満も少ないため求人も限られてきますし、採用の条件が厳しかったりします。
働く条件が悪くても、夜勤や残業の多い病院などで給与アップを図る人もいますので、給与だけを考えた場合どこまでやれるのか考えてみるといいでしょう。
情報収集
就職の条件が決まったら、続いて情報収集します。
病院の特徴や看護方針、労働条件など自分に合っているかを確認するのは大事ですが、気になってくるのは職場の雰囲気です。
雰囲気が悪いと働いても楽しくありません。では雰囲気が良好な職場とはどのような職場でしょうか。
明確な基準はありませんが、「無難に人間関係をこなしていけそうか」という基準で選ぶといいでしょう。
給料や待遇が良いのに離職率の高い病院は要注意。雰囲気の悪い職場だと考えられます。
定職率の高い職場というのは労働条件、人間関係が良好です。
見学可能であるならスタッフの態度を見てください。問題のある態度で接してくるのは論外ですが、自分が就職したと仮定して上手く接することができるのか考えてみましょう。
問題なく人間関係を築けるのか、無難に働けるのか考えてみて問題なさそうであれば、就職が成功する確率が上がります。
やりがいを感じられるか
最後にやりがいを感じられるかが重要です。労働条件が良くてもやりがいが感じられないと、仕事に楽しさを感じられず長く続きません。
どのような職場ならやりがいを感じられるのか、心の声に耳を傾けてみてください。