救急車が必要か迷ったときに利用したいQ助

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Q助とは

病気やけがの緊急度を判定の助けとなる消防庁がリリースしたアプリです。
倒れている人を見ると救急車を呼んでいいのかという判断は難しいと思いますが、Q助は10~30秒くらいで判定してくれます。
救急医療の専門医による医学観点に基づき作成さています。
スマホアプリ以外にもWeb版もあり、無料で利用できます。

使い方はとても簡単です。

画面に表示される症状から選択していけばOK。緊急度に応じて必要な対応も表示されます。
自分自身や子どもの症状からも判断でき、以下の緊急度レベルが表示されます。
赤:いますぐ救急車を呼びましょう
黄:できるだけ早めに医療機関を受診しましょう
緑:緊急ではありませんが、医療機関を受診しましょう。
白:引き続き様子を見てください。
緊急度レベルが赤の場合、結果画面に119番に電話するという項目が現れタップすると119番通報できます。
結果画面から119番通報や病院の検索だけではなく、タクシーへの手配もアプリからできます。
また、救急電話相談窓口や小児救急電話相談事業の電話番号も記載されるので参考にしてください。
さらに電波が圏外でも利用できるようになっています。

救急車が呼ばれた件数

平成28年に救急車で搬送された人数は562万1218人。半数が軽症だったそうです。
軽い症状にもかかわらず救急車が呼ばれると、救急車の台数は限られているため、本当に緊急な案件の対応が遅れてしまいます。
また、救急車をタクシー代わりに呼ぶという人もいます。
救急車は1回の出勤で4万円以上の費用がかかるといわれ、タクシー代わりにされるといずれ有料になるかもしれません。
救急車の到着時間も年々伸びているそうです。平成28年だと8.5分で遅くなると20分以上かかることも。
重症者にとって1分でも大切な時間です。軽はずみに救急車を呼んではいけません。

こう聞くと救急車を呼ぶことにちゅうちょしてしまうかもしれません。
そんなときはQ助を使えば心強いでしょう。設問に答えるだけで素早く診断してくれます。

ただしQ助はあくまで救急車を呼ぶかどうかの判断をサポートするためのアプリ。
利用規約にも「当アプリの利用によりユーザーにとって何らかの不都合、不利益が発生し、また、被害を被った場合でも当庁はその一切の責任は負いかねますので、予めご了承ください」とあります。
アプリの情報を鵜呑みにせず、必要だと感じたらためらわず早めに119番通報してください。

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