EDの原因とは
人生100年と言われるこの時代。
現在では、男性の約1,400万人がEDの可能性があるといわれています。
EDとは勃起不全のことを指し、パートナーとの性行為の際、満足な性行為を行うのに十分な勃起が得られなかったり、維持できない状態になったりします。
今までEDは加齢にともなう血管機能の低下が原因だと考えられていました。
しかし、コンビニ、ファーストフード店の24時間化にともなう生活習慣の変化により、高血圧や糖尿病も20代、30代の人でも発症することがあり、それによってEDになる人が増えています。
現代では生活習慣、加齢のほかに心理的なストレス、神経系の障害、脊髄の損傷などの可能性がEDとしてあらわれるとされているのです。
ED治療とは
EDの改善には、主に3つのED治療薬が効果的といわれています。それが「バイアグラ」「レビトラ」「シアリス」です。
いずれも医師の処方箋がないと購入することができません。
▷ED治療薬の種類|EDとは【浜松町第一クリニック】
具体的な流れとしては、ED治療専門クリニックなどの医療機関を受診し、問診を受けて医師が3種類のED治療薬の中から最適な薬を判断して処方してもらいます。
この際、注意したいのが他の薬を既に服用していた場合です。
特に、抗うつ剤や向精神剤などの薬を飲んでいるとEDになりやすいという傾向があるので、そういった薬を既に飲んでいる場合は必ず問診の際に医師に申告しましょう。
他にも、糖尿病や高血圧などの生活習慣病を患っていてかかりつけ医の元で治療を受けている場合には、併せて申告をします。
場合によってはED治療薬を服用できない場合もあり、それ以外にも重大な副作用が発生するのを防ぐ目的もあるのです。
EDセルフチェックの特長
EDのセルフチェックは 2種類あります。
一つ目がEHSセルフチェックです。
このセフルチェックの特徴は、勃起をしている状態の硬さを表現し、硬さは以下の様にあらわされます。
- グレード0:おかゆ
- クレー度1:こんにゃく
- グレード2:みかん
- グレード3:グレープフルーツ
- グレード4:リンゴ
グレード0は勃起しない、グレード、1は勃起するが硬くならない、グレード2は、勃起するが挿入に十分な硬さが得られない。グレード3は、十分に勃起して、挿入可能だが完全ではない、グレード4が、陰茎が完全硬直している。性行為に問題なしです。
EHS法のセルフチェックではグレード0から3はEDの可能性が高いといえます。
もう一つセルフチェック方法は、IIEF法です。
これは国際勃起機能スコアとも呼ばれ、主に勃起できるかどうかにフォーカスしたセルフチェック方法で、以下の5つも質問から構成されています。
- 勃起してから維持時間にどれくらい自信がありますか。
- 性的な刺激を受けたときどれくらいの頻度で挿入可能な硬さになったか
- 勃起状態を性行為の前、あとで維持できたか
- 性行為をはじめてから終了するまで勃起を維持できたか
- 性行為でどれくらいの頻度で満足できましたか
IIEFセルフチェックをし、21点以下の場合はEDの可能性があります。
EDセルフチェックは過去6カ月間の陰茎状態をスコアリングするものなので、EDになっている可能性を示してくれます。
少しでもEDだと感じて不安になっているならば、治療と併せてEDセルフチェックをしてみるといいでしょう。